重く響くアブストラクトなトラップビートの上で感情をストレートに吐き出す大阪出身のラッパー、Jin Dogg。2010年代の末ごろからWILYWNKA、Sweet William × Jinmenusagi、ANARCHYなど数多くのアーティストの楽曲に参加。そこで披露された主役を食うようなインパクト抜群のラップで、瞬く間にシーンの注目を集める存在になった。日本語、韓国語、英語を巧みに操りながら、聴く者の脳内を侵食するようなフリーキーなフロウで繰り出す生々しいラップが異彩を放っている。