X JAPAN

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X JAPANについて

X JAPANは、ヘヴィメタルの枠に収まることなくX JAPANというジャンルを打ち立てた。激しさも美しさも内包した音楽を奏で、新たなロックのスタンダードとして日本の音楽史にその名を刻んでいる。YOSHIKI(Dr/Piano)とToshI(Vo)を中心に1982年に結成したX(1992年にX JAPANに改名)は、1988年にYOSHIKI、ToshI、PATA(G)、HIDE(G)、TAIJI(B)のメンバーで、自身のレーベルであるエクスタシーレコーズよりファーストアルバム『VANISHING VISION』を発表。激しいライブパフォーマンスが話題を呼び、テレビ出演などもあってヘヴィメタルファンのみならず若い世代の知名度は抜群に高く、インディーズながら大きなセールスを挙げた。そして翌1989年には名盤と名高い通算2作目のアルバム『BLUE BLOOD』でメジャーデビューを果たす。派手でショッキングなルックス、またその佇まいに引けを取らない過激なサウンドのインパクトは大きく、「紅」「X」「オルガスム」など、多くのギターキッズがコピーに夢中になったギターリフやフレーズの応酬、高速ビートで聴かせるヘヴィメタル、スラッシュメタル、パワーメタルの曲が並んでいる。一方でX JAPANが国民的ともいえる人気を得る契機にもなった、美しく壮大なバラード曲の存在感も大きい。ピアノとストリングスが印象的な「ENDLESS RAIN」は、ロックバラードの筆頭とも呼べる曲であり、ヘヴィメタルやハードロックになじみのない人やJ-Popリスナーの胸を打ち、リリースから長い時を経ても色あせない魅力を放つ。バンドのメインコンポーザーであるYOSHIKIは、幼いころからピアノに親しみクラシックに精通していた。ヘヴィメタルやハードロックの様式美的な部分は、音楽理論を学んだ自身のルーツとも親和性が高かったのだろう(実際、オーケストラを盛り込んだ曲も多い)。理論に裏打ちされ、またスタンダードや型を知るからこそ、それを打ち壊して新たなものを生み出す面白さを彼は見いだした。その確固たるソングライティングに加え、プレイヤーとして、そして表現者として個性豊かなメンバー個々のアイデアが昇華された無二のサウンドは、後にヴィジュアル系と呼ばれるバンドを生み出しただけでなく、多くのロック、パンク、ポップのバンドやアーティストにもインスピレーションを与えている。ヒット曲を連発し、1996年にリリースしたアルバム『DAHLIA』のツアーでは、東京ドームでの最終公演を成功させながらも、1997年に解散を発表。それぞれソロでの活動期が続いた後、2007年に再結成を果たすと、国内のみならずワールドツアーにも精力的に乗り出す。2014年にはアメリカでマディソン・スクエア・ガーデン公演を成功させ、ロラパルーザやコーチェラ・フェスティバルといった海外ロックフェスティバルにも出演した。長いキャリアの中でメンバーとの別れや喪失も経験したが、現在はYOSHIKI、ToshI、PATA、HEATH(B)、SUGIZO(G)というラインナップで、最初の衝撃を保ち続けている。

出身地
Chiba, Japan
結成
1982年
ジャンル
ロック

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ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ